スタッフブログ
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令和元年 業務研修会
5月19日日曜日に前田中国医学研究院として、大阪の本院と銀座にある分院とで年一回の業務研修会を行いました。
今回は銀座と本院の中間という事で、前泊し名古屋の伏見駅の近くにある「クリニック徳」様に場所を貸して頂き研修会を行いました。
まずはじめに、新人の先生方による五綱領を唱和しました。二人の息の合った五綱領の唱和で研修会の良いスタートになりました。
その後、新人の先生方に自己紹介をして頂き本院の田村先生、銀座の山田先生ともに素晴らしい挨拶でした。これからも一緒に助け合いながら頑張りましょう。
次に院長先生から昨年度の振り返りや今後の課題、スタッフに対する思いなどをお話して頂きました。これから働き方改革などいろんな点で変わっていくので、それに対応できるよう連携、スピードを意識しないといけないなと思いました。
次は本院の高橋先生が昨年末から二週間ほど行っていた、中国研修についての発表がありました。日本と違う所もたくさん見る事が出来て勉強になりました。
午前の最後は各グループに分かれて、業務に関する色んなことにについてディスカッションをしました。
みんなで意見を出し合い患者様により良いものを提供できるよう協力して行いました。
午前の部が終わり一度昼食をはさんでから午後の部を始めました。
午後は中国へ行った時のお話を院長先生からしていただきました。中国では推拿と言うものがあり、言葉遅れのお子さんの舌を棒状のもので刺激したり頭をマッサージしたりしていました!
中国研修での話と合わせて沢山の情報を得る事が出来て良かったです。
そして本日のメイン「クリニック徳」の院長、髙橋徳先生による「薬の弊害」についての特別講義をして頂きました。
徳先生はお医者様ですが針灸治療にも取り組んでおり、うつ病患者、皮膚疾患、運動器疾患など様々な病気を治療されています。
講義ですが薬が我々人の身体に与える影響は良い物ばかりではなく副作用として悪影響も与えてしまいます。
副作用の中には眠気が出たりするものもあれば怖いものだと感情の欠如や自殺観念に襲われたり、逆に一時的に躁状態になり重大な事件に発展してしまうこともあるそうです。
薬を飲む私達もただ服用するだけじゃなくしっかりとどういう薬なのかどんな副作用があるのかを調べてから服用しなくてはいけないなと思いました。
当院に来られる患者様の中には難病の方も精神病の患者様もいてたくさんの薬を処方されている患者様もおられます。
私達は鍼灸師ですので患者様に直接「薬を飲むのはだめです」と言えませんがそれでもこんな危険もあるんだとお知らせすることも必要だと思いました。
今回の研修にて学んで得た情報などを今後の診療に還元できるよう本院・銀座ともにより一層精進してまいります。
鍼灸科 吉川 大貴